卒業式の時期に思い出すこと
今年も桜が咲く季節になりました。
道を歩いていると、小学校や中学校で卒業式を行っている風景を目にします。卒業式と書かれた看板の前で写真を撮っている家族を見ると、ほほえましい気持ちになります。
きっと子供の成長を見れてうれしいような少し寂しいようなそんな気持ちなのだろうと想像します。こういう時、私も子供がいるといいのかなと考えたりします。
きっと子供がいて、自分の子供の卒業式に出たら、うれしいような寂しいようなで泣きたくなる気持ちになるんじゃないかな。
私の親はどうだったかなと考えていたら、私の親、特に母親は私の卒業式に来たことはなかったことを思い出しました。
母親は専業主婦でしたが、卒業式はおろか入学式にも、授業参観にも、三者面談にも来てくれませんでした。
母親のこと、当時は怖かったので、むしろ来ないことに安心したことを覚えています。
母親は何か気になることがあるとすぐ逆上してしまい、数日間手が付けられなくて大変でした。
「相談しあえる家族になりたい」と言っていた時期もありましたが、相談するとお前が悪いの一点張りになってしまうので、相談はできませんでした。
母のトラウマがいつか改善するといいのだけど。自分が直そうと思わなければ直せないから、まだ時間がかかるかな。
母や父のことは気になるけど、私は私の人生を歩んでいこうと思います。